辺口芳典 Yoshinori Henguchi

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なんだかんだ謎の、

いつでも何かしらの先入観が入っていて、
分析だけではぬぐい切れない。
自分が口先だけの人間だというのを実感したら、
労働の歌が息を吹き返した。
労働の歌は、生きる理由を知らなくても、
とりあえず、自分を生きないことの悲惨さは知っている。
だらしがなくて、臆病でも、
労働の歌は、自分を生きることくらいは受け入れる。
自分を生きることは「普遍的な傷だよ」と労働の歌が歌う。
なんだかんだ謎の、
普遍的な傷なら、おめでとう。

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