いつでも何かしらの先入観が入っていて、 分析だけではぬぐい切れない。 自分が口先だけの人間だというのを実感したら、 労働の歌が息を吹き返した。 労働の歌は、生きる理由を知らなくても、 とりあえず、自分を生きないことの悲惨さは知っている。 だらしがなくて、臆病でも、 労働の歌は、自分を生きることくらいは受け入れる。 自分を生きることは「普遍的な傷だよ」と労働の歌が歌う。 なんだかんだ謎の、 普遍的な傷なら、おめでとう。