安産
くわしいことはわかりませんが、
自分に嘘をつくことは、
笑い事じゃないくらいの敗北で、
わたしは失敗したのだった。 わたしは敗北しました。
笑い事じゃないくらいの敗北です。
それは引き金であり、唯一の「告白」だった。
「告白は幽霊だ」「幽霊は存在する」
「自分の本質は幽霊だと思った」「幽霊は素朴でした」
「素朴が疾走する」「疾走は気持ちいい」「素朴が勝利だと思った」
「握手」「不確定要素」「共存」「価値観は多様」「価値観はバナナ」など。
「告白」からしか何も起こらない。 「告白」はうすのろで、意地汚く、
全くおろかなので、できるだけ粘り強く、丁寧に道草を食ったりして、
くわしいことはわかりませんが、ゆっくり生活を進めることにする。
真新しい季節や、強烈にくだらない雑談と向かい合って、
「告白」で訴えかけることをやめない。 「告白」をつづけるしかない。
他にどうすることもできないことを知って、ここに立っている。
何回でも「バナナの様な告白」を積み重ねていく。
この極めて小さな、それでもゼロにはならない「バナナの様な告白」です。
「バナナの様な告白」は、「気分爽快なとき」には、「全く爽快な気分」です。